こんにちは!
今回は香港(Hong Kong)からマカオ(Macau)への便利な移動方法と詳細、注意点について解説します!
マカオについて
マカオはもともとポルトガル領で1999年に中国に返還されました。
現在ではカジノが多くあることから「東洋のラスベガス」とも呼ばれています。
香港では広東語(中国語)と英語表記が多く使われていますがマカオでは広東語(中国語)とポルトガル語表記が多くなりますのでご注意。
香港もほぼ同じですが、マカオも亜熱帯気候で、年間を通して温暖な気候。
夏は長く、湿度が高い。
気温は日によりますが25℃から35℃程度になるため事前に旅行日程の現地気温を調べておきましょう。
ただし、室内は冷蔵庫の如くキンキンに冷えているため、薄手の上着があれば便利です。
冬は比較的短い。
冬でも気温は約15℃から20℃と日本にくらべるとかなり温暖です。
https://weather.yahoo.co.jp/weather/world/MO/45011/
マカオと香港は同じ中国の中でも特別行政区として分けられており、中国本土、マカオ、香港の3国間移動で必ずパスポートが必要になります。
2024年4月現在香港、マカオはビザ不要で渡航できますが、突然の変更がある可能性もあるため事前に日本大使館ホームページを確認する事をオススメします。
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
中国本土はビザが必要なので事前取得が必須です。
香港からマカオへの移動
香港からマカオへの移動で主に使われているのがバスと高速船です。
香港国際空港からバスで移動する手段もありますが、今回は九龍・尖沙咀(チムサーチョイ)エリアをブラブラしていたため今回は高速船で移動することにしました。
高速船の乗り場は香港島北部 上環(シェンワンSheung Wan)
香港島・尖沙咀(チムサーチョイ)・九龍エリアに滞在していると便利なルートです。
今回の旅は尖沙咀(チムサーチョイ)でディナーを予約していたためディナーの後、的士(タクシー)で香港島まで移動しました。
高速船はターボジェット(TurboJET/噴射飛航)での移動となります。
マカオアウター(Outer 澳門)行きの便と、マカオタイパ(Taipa 氹仔)の便があり間違えないように注意してください。
上環に到着後チケットを購入して出国手続きを行い、船の時間まで待機という流れになります。
エコノミーのチケットで1人あたり220HKDでした。(スーパーシートも少し金額をプラスすれば変更できますが、シート自体に差はあまり無いように感じました。)
現在のレートは以下
チケットは当日購入することもできますし、オンラインで予約することもできます。
出国手続きはかなり簡易なものですが、出国人数が多い場合など待ち時間も想定されるため早めの行動をオススメします!
船の時間ですが、7:30からおおよそ30分ごとに便があり、最終便は23:30となります。
1日の中で結構な便数があるためスケジュールに合わせてチケットを購入できるのも高速船のオススメポイントです。
搭乗時間になるとゲートが開かれるためそこでチケットをもぎってもらい乗船します。
移動時間は約1時間ほど
船内はなかなか広く、シートの座り心地も良かったです。
海の状態にもよるのでしょうが、揺れはとても少なく新幹線に乗っているのと同じような感覚でした。
出船してから20分ほど経過したぐらいで携帯の電波が届かなくなったため仮眠することにします。
あっという間に1時間経ち、無事到着!
マカオフェリーターミナル到着辺りから中国語(広東語)+英語表記から中国語(広東語)+ポルトガル語表記になるので注意!
マカオフェリーターミナルに到着!
マカオに到着し、またも簡単な入国審査を受け無事入国しました。
マカオと香港は共に特別行政区で移動にはパスポートが必要な上、通貨も種類が違います。
中国本土では「元」香港では「HKD(香港ドル)」マカオでは「MOP(マカオドル・マカオパタカ)」となります。
MOPは基本的にマカオでしか使えず、両替もマカオでしかできません。
ですがマカオでもHKDが使用できるため、香港から移動される方はそのままHKDを持っていれば安心です。
日本円からHKDへの両替は基本的に空港内での両替がレートが安くオススメです。
両替した際に大きい金額の紙幣を渡されることが多々ありますが、コンビニやタクシーでは金額の大きな紙幣は拒否されてしまう事もありましたので、できるだけ早めに崩しておきましょう。
基本的にチップの文化は無いようで、宿泊先のホテルでベットメイクさんへのチップを枕の下に置いてましたがサイドテーブルに避けてありました。
Wi-Fiのレンタル
海外旅行に行く際、必ずと言っていいほど必要なのがWi-Fi。
eSIMを使用される方もいらっしゃるかと思いますが、いくつかのデバイスを接続したい場合などちょっと不便な場面があります。
そんな時はやはりポケットWi-Fiをレンタルしておくととても便利です!
Wi-Fiのレンタルはこちらがおすすめ。
今回は香港・マカオ・もしかしたら中国本土もという旅行でしたので、3ヶ国を移動することになります。
1ヶ国だけのレンタルWi-Fiはたくさんありますが、全て一台で賄ってくれるこちらのWi-Fiはとても便利でした。
HKD(香港ドル) MOP(マカオドル・マカオパタカ)の両替について
HKD→MOP MOP→HKD MOP→JPY JPY→MOPはマカオでしか両替できないのでご注意!
日本でも両替できるところは少ないようなので、もしMOPを持っている場合はマカオで使い切るか、マカオで両替してから出国しましょう。
香港マカオ間を移動する現地人でもHKDを主に使用しているようです。
為替レート的にはMOPの方が少し安いためクレカで通貨を選べる場合はMOPを選択するとお得です!
現在のレートは以下
まとめ
今回は香港からマカオへの移動について解説いたしました!
香港島や尖沙咀(チムサーチョイ)をブラブラしている方は断然高速船での移動がオススメです!
本編では紹介しませんでしたが、実はヘリコプターでの移動も存在します。
2024年1月26日より運行再開したそうで、片道の大人運賃 香港~マカオ路線が4300HKD/4450MOP
便数は少ないですが、マカオ、香港共にフェリーターミナルの屋上にヘリポートがあります。
香港・マカオ間を16分で移動できるようですのでカジノで勝ったらヘリコプターで香港に帰る!なんてのもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!